封神領域エルツヴァーユ
プレイステーション用、ユークス、1999年
ゲーム概要
対戦格闘ゲーム。
使うボタンは二つだけ。△で攻撃、□で防御という初心者に優しいシンプル設計。
登場人物は、宇宙刑事だの、SFスーツを着た巨乳美少女だの、洋剣を提げた女子中学生だの、熱血格闘少女(赤毛ショートで褐色の肌をしカットジーンズ着用)だの。
キャラクターごとに設けられたストーリーモードは、テレビ番組の様式を真似ている。
ストーリーの中身も、結界だの憑依だの封印だの、サブカル用語でびっしりと埋め尽くされている。
出演は氷上恭子、日高のり子、桑島法子、南央美、井上喜久子、ほか。
操作方法
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△
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攻撃。この記事ではAと表記する。
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□
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防御。この記事ではGと表記する。
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↓、←、→、↑
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方向ボタン。この記事では順に2 ,4 ,6 ,8と表記することにする。
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A
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近距離ではワンツー。AAと入力すると三段目まで出るのだが、ワンツーがヒットしていても三段目だけをガードすることができる。
遠距離では通常飛び道具が出るが、三発まで連射できる。三発目が当たると相手はダウン。
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4A, 6A, 8A
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必殺技。キャラクターによって特性はそれぞれ異なるが、どのキャラクターも少なくとも一つの崩し必殺技を持っている。
例えばセツナの場合は6A(燐鳳断)が崩し必殺になっている。
人によっては4AA, 6AA, 8AAと入力すると、攻撃判定が異なった攻撃が出る。
ゲージが溜まっているときにAを長押しにすると、さらに強化された必殺技が出るものもある。
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2A
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捕縛攻撃。ガードしている相手を投げることが出来る。近距離、中距離、遠距離でそれぞれ別の技が出る。
中距離か遠距離の場合には、赤いサークルが出現し、相手がそのサークルから逃げてしまうと捕縛失敗になる。
だが2AAと入力すれば投げ範囲をドーナツ状に変えることができ、逃げる相手を捕縛できる。
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22A
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浮かし攻撃。
当たった相手は浮くのだが、浮かされた側は空中ガードができるので、基本的にコンボにはならない。
だが、空中ガードした敵が着地した瞬間を投げることは可能。
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44A
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超必殺技。
ゲージが溜まっているときにのみ使用可能。
ゲージを一つ消費して赤いクリスタルを射出、これが命中すれば超大ダメージの技が発動。
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66A
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滑空攻撃。
ガードされるとこっちが浮き状態になるという仕様のものなので通常は使うことはないが、ガードできない相手に大ダメージを与えるための攻撃の要なのだ。
崩された状態の相手に滑空攻撃を中距離〜遠距離から当てると、特殊演出に変化する。この特殊滑空を当てると相手は浮く。
浮いた状態の相手に滑空攻撃を当てると、滑空三連撃に変化する。
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88A
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ジャンプ攻撃。
ジャンプとは別の動作である(ジャンプ中に攻撃ボタンを押してもジャンプ攻撃にはならない)。
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A4, A6, A8
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ワンツーの後に必殺技へ派生。
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A2
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ワンツーの後に近距離捕縛攻撃に派生。
攻撃判定の発生は遅いが、相手がワンツーをガードしたところを投げるという使い方が出来る。
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A22, A66, A88
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ワンツーの後に、それぞれ浮かし攻撃、滑空攻撃、ジャンプ攻撃に派生。
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6G
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相手の後ろに回りこむ(近距離のみ)
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88G
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ジャンプ。密着からジャンプすると相手の後ろへ着地することができる。
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A(長押し)
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ゲージを溜める。
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移動中にA
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ステップ攻撃。当たった相手は一撃でダウンする。
攻略
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まずは練習モードでキー操作を叩き込むべし。
特に、必殺技を出すときにAボタンを押しすぎると、攻撃判定が異なる技が出てしまってチャンスが生かせない。
6Aと6AAと66Aを間違えなくなるまで鍛錬すべし。
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CPU攻略に必要な情報は、概ねShineさんの攻略ページで述べつくされているが、ここでもう一度まとめておくと、こうなる:
距離を中距離くらいにして、崩し必殺技を当てて相手が崩れているところに、滑空攻撃を当てて浮かし、浮いたところにさらに滑空三連撃を入れる。
これで体力の3分の1くらいを奪える。
もっとも、崩し必殺技を何度も連続で出してもCPUは全てガードするようになり、そうそう食らってくれない。
だから手を変え品を変え攻めるといい。
通常飛び道具、中距離捕縛、ドーナツ捕縛、必殺技やジャンプ攻撃を、一回ごとに変えながら攻撃すると、CPUは案外食らってくれる。
さらに、これらに軸ずらしを組み合わせるとさらに効率アップだ。
一口メモ
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セツナの4A必殺技(残光乱)は、弾速が速く、命中すると演出が始まって相手にダメージが入るのだが、このとき相手の飛び道具が接近中だったとしても、演出開始と共に消滅する。
つまり、相手が飛び道具や投げのモーション中だったとしても、演出がそれら全てに優先されるのだ。
これは強いぞ。ダメージは少ないけど。
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翠に滑空三連撃を決めたとき、演出が終わったあと翠が立ち上がる動作がなぜかもっさりしている。
この瞬間が無防備なので、捕縛が確定で決まってしまう。
つまり、崩し必殺→特殊滑空→滑空三連撃→中距離捕縛→ダウン攻撃、ここまで確定。酷すぎる。
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ダンザイバーの6A必殺技が当たると相手は吹っ飛ぶ。
吹っ飛ばされた相手が立ち上がろうとする瞬間に捕縛することができる。
捕縛のタイミングが早すぎるとサークルが消えてしまうので、「ちょっと遅すぎるかなー」くらいのタイミングで入力すると良いみたいだ。
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接近戦ではどうしてもCPUに勝つのは難しい。
CPUは斬り、必殺技、投げそしてガードを巧みに使い分け、さらにこちらのコンボの途切れたところを巧みに投げてくる。
だが、こちらが軸ずらしをしてやると、CPUは空振りすることが多いみたいだ。
CPUが空振りしてあさっての方向を斬り始めたら、崩し必殺技を叩き込むチャンスだ。
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CPUはA2コンボ(ワンツーから近距離投げ)を対処できないことが多い。
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接近戦ではAを押すと2回攻撃が出る。
しかし、1回出たときにGを押すと、攻撃を1回で止めることができる。
そこですかさず投げれば、2回目の攻撃に備えてガードしているであろう相手は驚くかもしれない。
おまけモード
世間の攻略サイトによると、おまけモードのひとつVoice Collectionを出現させるためには、1P battleを各色一回ずつ、プラス2回クリアすること、と書いてあるが、どうもそうではないんじゃないかという気がする。
検証はしてないが、好感度が最大まで上がることが条件なんじゃないかなぁ。
1P battleかストーリーモードでクリアすると、使ったキャラクターの好感度が一段階上がる。
コンティニュー無しでクリアすると二段階上がる。
好感度は最大で8段階まであるから、だいたい5回前後で出現するという観測と矛盾が無い。
攻略リンク
16 September 2007
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