ジオメトリーデュエル  攻略

株式会社タカラ 1998年 (開発はSEVEn)

どんなゲーム?

カードでモンスター(このゲームではアクティブと呼ばれている)や エネルギープラントを召喚して戦わせる対戦ゲーム。 『遊〓王』あたりを想像してもらうと、近いものがあるな。

見どころ

訳有り風ヒロイン役に皆口裕子、 破天荒な不良少女役に鉄炮塚葉子、 コンピュータの擬似人格ナビ役に浦和めぐみ、という、 有りそうで無かった豪華な面子でお送りする、 模範的サイバーパンク物語。

デッキ構築のコツ

取説の25ページとチュートリアルの通りだ。

経験的には、デッキの半分がアクティブ、 デッキの三分の一がパワープラント、 残りの六分の一がサブウェポンとインスタント、って感じがベストかなー。

アクティブは、 召喚コスト1〜2でも召喚でき早期に展開できるカードと、 召喚コスト3以上の強いカードをバランスよく 準備しておくのがコツだ。

特定のカード同士を組み合わせて強くする、という作戦が成り立つほど 特異なカードはめったにない。 サブウェポンはどのアクティブに付けてもそれなりに働いてくれる。 結局のところ、物量で決着がつくことが多いので、 デッキの枚数は多ければ多いほどいいみたいだ。


ストーリーモード攻略

デュエルに勝つと500円もらえる。負けても100円もらえる。

「精霊王」を追え

序盤は、伝説のレアカード「精霊王」の持ち主を探して 情報収集することになる。 ゲームセンター「シックボーイ」のデュエルフロアに いる人と対戦しつつ情報収集だ。 対戦相手一覧の一番上に並んでいる人がクサイぞ。

世界GMD大会

序盤の一連のイベントが終わったら、GMD世界大会の 予選(一回戦〜五回戦)が始まる。 予選の間に、大会に出場していないプレイヤーを 相手にデュエルしてお小遣いを貯めよう。 「やる気の無いエミ」 あたりが程好く弱いのでお勧め。 もちろん、決勝戦へ進んでから小遣い稼ぎをすることもできるが、 決勝の時期になると デュエルフロアに来ている常連は単色デッキなので結構強い。

ジャンク屋トニー

GMD世界大会の決勝が終わった後、ジャンク屋の爺さん(トニー)に 勝たないとストーリーが進まなくなる。 この段階ではジャンク屋の商品は利用できなくなるので、 それ以前にお小遣いを貯めてあらかじめ強化しておかないと、 行き詰まってしまうぞ。 最大HPは限界まで強化するのはもちろん、 デッキ容量は少なくとも30枚くらいは必要。 40枚もあると、アクティブをたっぷりと持っておけるので楽だ。

さて、トニーだが、こいつはとんでもないレアカードを使ってくる。 「パワーミート」 (サブウェポン、召喚コスト青×2、付着対象の攻撃力毎ターン+10) とか、 「ドーピング」 (サブウェポン、召喚コスト青×2、付着対象の最大HP毎ターン+10) とかのサブウェポンだ。 「セイレーンスプレッド」 (アクティブ、召喚コスト青×4、HP40、攻撃力30、自己修復、高度は地上) あたりにこれが付いてくると、手が付けられない。

対策としては、セイレーンスプレッドが場に出たターンでHP40を削りきるしかない。 地上物を破壊するインスタンスや、 ダメージを与える系統のインスタンスを併用しよう。 攻撃力が上がるサブウェポンも用意しておくといいぞ。

逆に言えば、セイレーンスプレッドの処理さえできれば、 残りのカードはありきたりのものばかりなので、 「プロ気取りのアル」あたりと大差無い。

イズルとの決戦

いよいよ全ての「精霊王」を賭けたイズルとの決戦だ。 イズルは赤単色デッキを使ってくる。 確かに「精霊王」を含むレアカードを使ってくるが、 レーザー系アクティブの宿命としてHPが低いので、 場に出たそばから叩き潰してやれば 彼奴は何もできずに終了だ。

ラストバトル二連戦

イズルに勝つと、いよいよラストバトル二連戦だ。 まずはセキュリティーシステム。 こいつは黄色単色デッキでHP200だ。 ガードベースの類を連発してくるので、 2Pマスターにダメージが届かず、何とも手強い。 だが、セラミック属性のアクティブを破壊するインスタンスを活用するなりすれば、 どうにか対策可能だ。 「対CPミサイル」とかも使ってみると楽しいかも。

敵が使ってくる特筆すべきアクティブは、 「セラミックナイト」 (召喚コスト黄×4、HP60、攻撃力30)、 「ノーブルジャッジ」 (召喚コスト黄×4、HP50、攻撃力40)、 「セラミックガンナー」 (召喚コスト黄×4、HP40、攻撃力50)、 あたりか。


そして最後に現れるのが、

「神」と名乗るデュエリストだ。 紫単色デッキを用い、HPは250もある。 そして、「神童」という凶悪なアクティブを使ってくる (召喚コスト紫×1、HP50、攻撃力20、防御能力、ステルス、高度は空中)。 召喚コストがわずか1なので、こちらのエネルギーが乏しい序盤から こいつがやってくる。 それならばこちらも低コストでウィルス属性の空中物を破壊する手段を 取るだけだ。 相手は紫デッキなので、相手のアクティブはこちらのアクティブからの 攻撃を受け付けない。 そこで、インスタンスやサブウェポンをやや多めに用意するのがコツだ。 意外に役に立ったのが 「ワクチンアムレット」 (サブウェポン、召喚コスト黄×1、付着対象の攻撃力を-20、ウィルス属性のみ付着可能)。 これで相手の攻撃力を抑え込み、 こちらのアクティブが出揃うまでの時間を稼いでおいて、 「パワーウェイブ」 (サブウェポン、召喚コスト黄×2、全アクティブの攻撃力を+10) で一気に反撃だ。 敵空中物には「対空砲」も有効だ。

負けても一応エンディングになります。

お楽しみはこれからだ!

ラスボスに勝っても負けても、 その後のデータでおまけモードが見られるようになります。 また、そのデータでシナリオモードを再開すると…… なんと……。

カードパックのガイド

M5($150)、M5(セール品)($120)
一番最初に買えるカードパックであるが、安いこと以外に取り柄が無い。 ゲーム開始直後でプラントが足りないとか、特別な理由が無い限りは、 GMD-1stを買うのが常道だ。
GMD-1st($170)
第一版公式パック。第一版のレアカードは全てこのパックで揃うようになっている。 第一版と侮るなかれ、「ジャッジメント」「ドーピング」といった嫌らしいカードも この中に入っている。
ダイノバイズ9($150)
GMD-1stに含まれるレアカードの一部を二つに分けて、M5とダイノバイズ9で 半分ずつ受け持ったうちの片割れ。 ダイノバイズ9を買うくらいならGMD-1stを買うべきだ。
ミクロマニア($500)
限定版パック。極めて珍しいレアカードが含まれている。 あの極悪サブウェポン「パワーミート」はこのパックでしか手に入らない。
ファンタズムA/B($190)
第二版に相当するカードパック。 レアカードの品揃えは、ファンタズムAはM5、ファンタズムBはダイノバイズ9 のものを受け継ぎつつ、それぞれ新作を加えている。 新作分はAとBでは重複していないので、A、B両方買い揃える必要がある。
ガオガマイト($300)
ファンタズムA、Bのレアカードのうち一部を適当に混ぜたパック。 ファンタズムA、Bを十分に買った後では意味が無い。
イリュージョン($290)
第三版に相当するパック。新作が大幅に加わっている。ミクロマニアで登場したレアカードは、「パワーミート」を除けばイリュージョンかイフリートのどちらかで手に入る。
イフリート($300)
イリュージョンと合わせて第三版相当である。一部のレアカードはイリュージョンと重複している。
GMD-2nd($300)
ゲーム二週目以降限定のパック。表記上は第二版だが、中身は第一版と変わりが見られない。
アイナム002($1000)
ゲーム二週目以降限定のパック。第一版から第三版のレアカードの一部がバラバラに入っている。買う価値なし。
マキシマム($1200)
ゲーム二週目以降限定のパック。 ここでしか手に入らないレアカードがいろいろある。 中でも特記すべきは「マルチプラント」だろう。

一口メモ


ぼやき


August 22, 2009起稿
August 28, 2009最新改訂


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