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学校をつくろう！！Happy Days 設備維持費について

生徒数が増えるほど、設備を増やさねばならず、それに応じて設備維持費も膨らんでいく。いったい、どこにそんなに取られているのか、ゲーム中では分からないので表計算ソフトで計算してみた。また、生徒一人あたり毎月いくら徴収すればいいのかも求めた。

計算条件

今回の計算は、標準的な状態を想定して、以下の仮定をおいた。したがって、数字は維持費を最小にしたケースでもないし、これ以上にはならないという最も安全側（最悪）のケースでもない。

テロップで警告が出なくなるような最小限度の設備のみ算入する。化学実験室などの教育設備、部活設備、プール、非常階段など、無くてもテロップが出ないものは計算しない。
各施設は、利用度が80%未満になるよう必要に応じ建て増すものとする。
生徒は各学年同人数と仮定する。教室の必要数は常に３の倍数になる。
生徒、教師は男女同数と仮定する。したがって、トイレ、更衣室の必要数は常に偶数になる。
教室と同じ数だけ教師がいる。
ゴミ集積所と水飲み場は職員も使用する。
生徒数に関係なく必ず１つ必要なものは「玄関等」にまとめた（生徒玄関、職員玄関、校長室、職員室、事務室、保健室、校務室、生徒会室、生徒指導室、会議室）。

計算結果

（単位は万円/月）

生徒数	玄関等	教室	生徒トイレ	生徒用更衣室	生徒駐輪場	図書室	放送室	汎用体育館	汎用グランド	職員駐車場	職員トイレ	職員更衣室	ゴミ集積所	水飲み場	維持費合計	生徒一人当たり負担額
100	580	150	80	60	20	100	50	80	80	10	80	60	30	40	1420	14.2
200	580	150	80	60	30	100	50	80	80	10	80	60	60	40	1460	7.3
300	580	300	80	60	40	100	50	80	80	10	80	60	60	40	1620	5.4
400	580	300	80	60	50	100	50	80	80	10	80	60	90	80	1700	4.3
500	580	450	80	60	70	200	50	80	80	10	80	60	120	80	2000	4.0
600	580	450	80	60	80	200	50	80	80	10	80	60	120	80	2010	3.4
700	580	450	80	60	90	200	100	80	80	10	80	60	150	80	2100	3.0
800	580	600	80	60	100	200	100	160	160	10	80	60	180	120	2490	3.2
900	580	600	160	120	120	200	100	160	160	10	80	60	180	120	2650	3.0
1000	580	750	160	120	130	300	100	160	160	10	80	60	210	120	2940	3.0
1200	580	900	160	120	150	300	100	160	160	20	80	60	240	160	3190	2.7
1400	580	900	160	120	180	300	150	160	160	20	80	60	270	160	3300	2.4
1600	580	1050	160	120	200	400	150	240	240	20	80	60	330	200	3830	2.4
1800	580	1200	240	180	230	400	150	240	240	20	80	60	360	200	4180	2.4
2000	580	1350	240	180	250	500	200	240	240	20	80	60	390	240	4570	2.3
2400	580	1650	240	180	300	500	200	320	320	30	160	120	480	280	5360	2.3
2800	580	1800	320	240	350	600	250	320	320	30	160	120	540	320	5950	2.2
3000	580	1950	320	240	380	700	250	320	320	30	160	120	570	320	6260	2.1
3500	580	2250	400	300	440	800	300	400	400	30	160	120	690	360	7230	2.1
4000	580	2550	400	300	500	900	350	480	480	40	160	120	780	440	8080	2.1
4500	580	2850	480	360	570	1000	400	480	480	40	160	120	870	480	8870	2.0
4740	580	3000	480	360	600	1000	400	480	480	40	160	120	900	480	9080	2.0

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生徒数が増えるごとに、生徒一人当たりの負担額は減っていくが、少ない場合でも2万円/人/月は必要。
- 人数が増えても負担額が増えることがあるが、これは生徒数が800の倍数に達して体育館とグランドの定員を超えたときに起こる。
生徒からの授業料を3万円/人/月取れない－－つまり、学力が80以上の学校は、何らかの対策が無い限りいずれ経営的に行き詰るのが確実。
- 公立なら+1万円/人/月の補助金があり、私立にはスクールコンビニという手がある。
- 満足度はお金に換えることができる。授業料の設定を上げるのだ。満足度が100あり、なお行事や職員補正によって増え続けているのなら、余った分はお金に換えてもまったく損はない。
生徒数が1000人以下なら4万円/人/月以上取れないと赤字になる。 500人以下なら5万だ。それぞれ学力が60、50を超えると赤字になる計算だ。赤字覚悟の短期ミッションならやむを得ない場合もあるが、基本的には学力を上げ過ぎないように注意を払うべき。
負担額の内訳は、教室が突出して高く、次いで図書室、ゴミ集積所、駐輪場の順。それ以降はほぼダンゴ状態。
- いくらなんでも教室を減らすわけにはいかないだろう。利用率が高ければ老朽度も増えやすくなるが、教室を建て替えるのはなんともまずい。
- グランドと体育館は場所を取るので、できれば建てたくないが、個々で見れば費用面ではそれほど重大な位置を占めているわけではない。とはいえ、両方合わせると結構な額になるね……。
- 放送室は高そうなイメージがあるが、もともと定員が多いのと、維持費単価が低めなこともあって案外安い。放送室をケチってもあまり意味ないかも。
- ケチるなら図書館か？…… と言っても、図書館を建てて満足度を上げ、満足度をお金に換えた方がお得かもだ。生徒数と状況次第だが。

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