「デジタルフィギュア イイナ」攻略データ
(イマジニア、1998年)
2015年6月18日最新改稿。
平成19年12月1日改稿
どんなゲーム?
宇宙からやってきた少女、イイナを3年間で
トップアイドルに育てよう。
ノーマルルートとは別に、ミュージカルルートもあるぞ。必見だ!
みどころ
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最初は街頭ティッシュ配り程度の仕事しか来ないが、そのうち才能を見出され
芸能界を上り詰めていく様が、純粋に気持ち良い!
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フルボイス、フルアニメーションという豪華なユーザーインターフェイス。
(ただし、メッセージはスキップ不可)
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そして豪華な声優陣。桑島法子+前田愛+今井由香で何の不足があろうか。
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イイナを支える周囲の人たち(レッスンのコーチなど)まで配役は豪華。
なぜか、ルックスが「中の人」とそっくりに設定されているのがちょっと可笑しいが。
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音楽が良い。お仕事中の曲はクセになりますね。
攻略
レッスンの組み方
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週間スケジュールは、同じレッスンを複数日連続で入れるのがいい。
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例えば、ピアノのレッスンを2日以上連続で入れると、一日目は音感+1だけだが、
二日目以降は音感+1、表現力+1になる。
- 同様に、ボイストレーニングは発声→表現力
- ジムナスティックは体力→魅力
- ダンスはリズム→魅力
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土曜と翌週月曜は連続した2日間と判定される。
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また、一部の仕事はレッスンの連続に組み込めることがある。
例えば歌番組の収録の翌日にピアノのレッスンを入れると、
ピアノのレッスンの初日が音感+1、表現力+1になる。
歌番組の翌日がボイストレーニングでも似た効果がある。
雑誌モデル→ジムナスティック、バラエティ→ダンスでも同様。
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平日に休養を入れたり、日曜・休日に何もしないを選ぶと、体調が25点くらい回復する。
休養は平日にすべきか日曜にすべきか?
日曜には日曜にしかできないことがある
(アパルトマンの住人を尋ねたり外出したら、イベントがあるかもしれない)
から、
レッスン時間が削られるのを覚悟して平日に休むべき、かもしれない。
- 普通のレッスンはパラメータが1点上がり、体調が4点下がる。
パラメータが上がってきたら「レッスンのレベル変更」で難易度を上げることができ、
一日で2点上がるようになる。
しかし、レベルを上げるタイミングが早すぎると、やはり1しか上がらなかったり、レッスンに失敗して
体調が大幅に下がったりする。
初級→中級の変更のタイミングは、パラメータが70か80くらいのところにあるようだ。
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以上から、前半戦でのレッスンの計画は次のようにするのがよろしかろう:
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仕事が無い場合、できるだけ長く同じレッスンを連続で入れる。
例えば月曜から土曜まで6日連続でジムナスティックなど。
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仕事がある場合は、仕事の翌日から次の仕事の前日までを一つの連続した塊と考え、
その間は同じレッスンを連続で入れる。
日曜をまたいでいても一つの塊と考える。
-
体調が落ちてきたら休養を入れるのだが、これは仕事の前日に置くのがいい。
オーディション
一年目は下積み生活なので、オーディションを受けて仕事を貰っていく。
もちろん、パラメータが条件を満たしていなければ合格できない。
コンパニオン
| 体力21以上、魅力36以上 (それなり)
| 体力19魅力21で不合格
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雑誌モデル/男性週刊誌
| 魅力26以上、表現力30以上
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雑誌モデル/少年誌
| 魅力48以上、表現力44以上
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雑誌モデル/ファッション誌
| 魅力64以上、表現力57以上
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深夜バラエティ
| 魅力30以上、リズム34以上、表現力29以上 (ある程度)
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バラエティ
| 体力53以上、リズム50以上 (かなり)
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バックダンサー
| 表現力39以上、リズム41以上 (ある程度)
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ドラマ
| 表現力64以上、教養74以上 (かなり)
ドラマ以外のオーディションに1つ以上合格していること
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新人歌手(5月と10月の年2回)
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発声、リズム、および総合力
(全体的に40程度?)
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(作成中。表内の数字は、当方でデータ採取したときの実績値)
これを見る限りでは、「それなり」で20以上、「ある程度」で35以上、「かなり」で50以上みたいな感じがする。
コンパニオンの仕事は、いろんなスカウトに会える好機でもあるから、
まずはコンパニオンを目指すのが一応のお勧めではある。
とりあえず開始直後はジムナスティックを繰り返すのがセオリーか。
その次は雑誌モデルを一つ取り、魅力の上昇の助けにする。
深夜バラエティを取ってリズムの上昇を狙うのも面白い。
そこまで仕事が取れたら新人歌手を目指して音楽のトレーニング、って所だろうか。
少年誌の雑誌モデルは「ある程度」よりもずっと難しいばかりか、実際に仕事をする段になると魅力が50を越えていても失敗するので注意が必要だろう。
むしろ深夜バラエティのほうが楽だ。
ゲーム中では、雑誌モデルのオーディションは定期的に受けるべきだと書いてあるが、魅力を上げるのは割と苦労することを考えると、男性週刊誌の仕事でたっぷりと魅力が上がってから着手したほうがいいような感じだ。
仕事
仕事に成功するかどうかはパラメータで決まっていて、乱数要素は無い。
一度失敗したら、パラメータが上がるまで同じ仕事はキャンセルし、レッスンに専念するのも手かもしれない。
ただし、魁プロに所属した以降に仕事をキャンセルすると芸能人ランキングが上がりにくくなる
(たぶん直前一ヶ月に成功した仕事の数で判定されているっぽい)。
最悪の場合は社長に怒鳴られるかも……。
仕事
| 成功するパラメータ
| 失敗するパラメータ
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コンパニオン
| 体力、魅力
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雑誌モデル/男性週刊誌
| 魅力26表現30
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雑誌モデル/少年誌
| 魅力57表現43
| 魅力52表現58
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雑誌モデル/ファッション誌
| 魅力64表現57
| 魅力58表現54
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深夜バラエティ/ゲスト
| 魅力38表現36
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深夜バラエティ/レギュラー
| 魅力60表現63
| 魅力59表現61、魅力62表現57
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バラエティ
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バックダンサー
| リズム43表現53
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ドラマ/端役
| 表現65教養74
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ドラマ/主役
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深夜歌番組
| 失敗することはない
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歌番組
| 魅力61発声57音感59リズム59
| 魅力61発声54音感54リズム54
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ラジオ番組
| 体力81リズム103
| リズム56
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スターレンジャー/スターピンク
| 体力60
|
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新人としてスカウトされるだけならパラメータは40くらいあれば合格するが、
プロとして仕事をこなすには60くらい欲しいってことだね。
体調が悪いときは失敗しやすくなるようだ。
特別番組は難易度が高く失敗しやすい。
特に年末歌合戦(赤組トリ)なんて超高難易度で、能力値に200がそこそこ混じっているくらいでは成功しない。
番組改変期特番や、新春かくし芸大会などは、おそらくバラエティーの扱いになっているので体力が必要。
桜祭り、海開きなどは、おそらくコンパニオンの扱いになっているので、体力が足りないと失敗する。
仕事はパラメータ上昇の手段としても考えられる。
魅力、表現力はレッスンでは上がりにくいが、仕事なら地道に上げていくことが出来る。
その観点から、雑誌モデルやドラマのオーディションを積極的に狙いに行くのも手だろう。
- コンパニオン……体力+1
- 雑誌モデル……魅力+1
- 深夜バラエティ、バラエティ、ラジオ……リズム+1
- 歌番組……音感+1
- ドラマ、映画、Vムービー……表現力+1
アイドル度
イイナには性格を決めるパラメータがある。
「鋭さ」「ひかえめ」「明るさ」「冷静」「優しさ」の5種類だ。
「明るさ」と「優しさ」が高いとアイドル度が上がり、
それ以外の3つが高いとアイドル度は下がる。
それぞれのパラメータは、週末にあるイイナのアンケートの回答や、
プライベートモードでの行動、
アパルトマンの住人を訪問することによって変化する。
アイドル度が高いと仕事に有利になるらしい。
信頼度
イイナの信頼度はプライベートモードで上げるのだ。
プライベートモードに戻る
>
イイナを呼ぶ
>
イイナを見る
>
終了
すると、「なにか気づいたことは?」と訊かれるので、上手いこと対応しよう。
一日何度でも使えるので、信頼度はぐんぐん上がる。
休日を旅行なんぞで費やすのは、もったいない。
ただし、この方法にはひとつ問題がある。
アイドル度が下がるような性格値(冷静さや鋭さ)がどんどん上がってしまい、
アイドル度はゆっくりと下がっていく。
アイドル度を高くしたい場合は、会話モードを併用して明るさや優しさを補いつつ利用するのが正しい使い方と言えそうだ。
見落としていませんか、こんなイベント
デビューする前
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コンパニオンの仕事をしていると、スカウトがやってくることがある。
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ティッシュ配りの仕事中に喫茶店バイトに誘われた。
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デパート屋上のヒーローショーをやっていたら、テレビ出演にスカウトされた。
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新人歌手オーディションに合格するか、初詣に行くと魁プロに入ることになるのだが、
これらを全て回避したらどうなるだろうか。
実は二年目6月に途中の過程を飛ばして強制的に魁プロに入ることになる
(いきなり社長に呼ばれるシーンになるので、イベントとは呼べないかもしれない)。
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二年目5月末にはミュージカルのオーディションがある。これに合格すると、
ミュージカル女優への道で先を越されたヒロミ関係のイベントが見られる。
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芸能関係者が多く住むアパルトマンなので、外部から芸能関係者がやってくることがある。
顔見知りになっておくと、後で協力してもらえるかもしれない。
ただし、どうやら1回のゲームで登場する外部の人数は上限があるようで、全員と会うことはできないようだ。
- 1年目4月、河野さんの部屋に舞台演出家の雨宮さんが来ている。
- 1年目4月、小太郎さんの部屋にドラマのプロデューサーが来ている。
- 1年目4月、小林さんの部屋に映画監督の大篠田さんが来ている。
- 1年目2月、地下スタジオで仕事中の新城さんのところに作詞家の沢田さんが来ている。
新曲を提供すると約束してくれる。
- 1年目5月、イヴァンさんの部屋に有名俳優の高中ナオトが来ている。
- 1年目10月、梶本さんの部屋に島取編集長が来ている。
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信頼度が高いと町の外へ遊びに行くことが出来るが、行った先で有名人に会うことがある。
初対面だとかなり冷淡な対応をされるが、
既に会ったことのある人と再会するとちょっと違う反応が見られる
(しかし、これがアイドルとしてのキャリアにどう影響しているのかはよく分からない)。
-
1年目春の川へ遊びに行くと、有名なコピーライター糸畑重三郎さんが釣り糸を垂れている。
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1年目夏の海では映画の撮影中。イイナが飛び入りで参加することも。
-
1年目秋の古都には、作詞家の沢田先生がいる。
(なお、沢田先生は新城先生の部屋に出入りしている。古都へ行く前に新城先生と知り合いになっていると、協力を約束してくれる。)
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1年目冬のスキー場には、ミュージカルプロデューサーの雨宮さんがいる。
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1年目冬のスキー場には、夏の海で映画を撮っていた監督に会えることも
(1年目冬に初対面で会うこともでき、その場合は同じ冬に同じ場所で再会することになる)。
ジムナスティックをしていると「動きにキレがある」と褒められる。
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2年目春の川では糸畑さんが、イイナのデビューの時にコピーを作ってくれるとオファー。
(1年目に既に会っている場合)
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2年目春の川では、有名な俳優の高中ナオトに会える。
好意的な反応で、「雨宮さんから話は聞いている。連絡先を教えてほしい」と言われる。
三人組時代
-
三人組でデビュー以降、楽屋でおしゃべりするシーンが登場する。
三人で甘いものを食べに行ったり、不平を言われたり、冷たくされたり、反省会をしようとして決裂したり。
何種類あるのか?
イイナの性格によって分岐しているのだろうか?
-
2年目8月、三人組の水着ライブ。帰りに三人で温泉に立ち寄るイベントが存在する。
デビュー後のキャリア
-
ドラマのキャリアを積むと、橋本ファミリーの仲間入りすることも。
-
いろんな賞がもらえるが、何種類あるのか?
新人賞、歌唱グランプリ、学園祭クイーン、などなど……。
波多さん関連
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波多さんのトラブル関連のイベントの結末は
波多の誘いを断る、殴るが大事にならずに収束、殴って大スキャンダルになって国外へ退避、の三種類。
後ろの二つは、殴った後に芸能記者に捉まったときの対応ひとつで分岐しているようだ。
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国外へ退避したあと、帰国時の記者会見でうまいこと対処すると、仕事が殺到するようになる。
このときにテレビとミュージカルのどちらかを選べるのだが、ミュージカルを選ぶと魁社長に反対される。
それでもごり押しすると、大変なことになる。
必見
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ユキと波多さんの仲を邪魔しまくると、最後にちょっとだけ違うイベントが起こる。
プライベートとアパルトマン
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住人に誘われていろいろな場所に遊びに行くことがある。
アキさんに美術館に誘われた場合は、それ以降外出先に美術館が増えることになる。
誘われた結果は「面白かった」「理解できなかった」「寝てしまった」の三通りに分岐するみたいだ。おそらく、その時点での能力値の大小で分岐するようだ。
- 1年目夏、ひろみとツーリング。
- 2年目6月、イイナの写真集発売。「硬さが出てしまった」と評価される。
-
アパルトマンの住人による新年会がある(2年目1月)
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スポーツ新聞を取ると、スーパードームのチケットが貰える。
夕刊を取るとプラネタリウムのチケットがもらえる。
未解決問題と、一口メモ
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波多さん関係のほかにも、イイナの性格によって分岐するイベントがあるのだろうか?
つまり、性格のコントロールには攻略上の意味がどれほどあるのだろうか?
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意図的にイイナの信頼度を下げたり、仕事をキャンセルし続けたら、どうなる?
→解決。イイナの信頼度が5以下になると、イイナは休養以外のスケジュールを一切受け付けなくなる。
能力値が低いまま放置すると、初詣に行っても魁社長に追い返される。結局は2年目6月に強制的に三人組デビューするのだが、仕事ができないので芸能ランキングは底辺に張り付いたまま。そのうちユキとヒロミが解散するよう社長に直訴して解散。それ以降ソロ活動になるが、波多さんは登場しない。スーパードームでのコンサートの話も一度は持ち上がるが、その後白紙に戻る。そして3年目の最後の日、イイナは宇宙へと帰っていく。バッドエンドなのだろうが、なんと最後のムービーは歌付きである。
-
保険って、何か攻略上の意味はあるのだろうか。
トラブル保険なるものがあるが、役に立つのか?
波多さん関連のトラブルを回避できるわけでもなさそうだ。
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エンディングの分岐はいくつあるのか?
猫のしっぽの一箇所だけか?
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最後にイベント発生率が表示されるが、100%にすることなんか可能なのだろうか。
一応、クリアデータを引き継ぐことは出来るようだが。
ぼやき
-
「イイナ」のプライベートモードは一見何の役に立つか分からないが、
ポリゴン娘が居候するというテーマは、後に「Little Lovers」として開花することになる
……かどうかはよく分かりませんが、
きっと目指した地点は同じだったんだろうな。
- イイナには漫画版があるのだ
(あすかコミックスDX、成瀬かおり『イイナ 〜Feel for Love〜』角川書店1998年、ISBN4-04-852913-7)。
巨大メディアの支配者がヴァーチャルアイドルを使って世界征服を企てていて、
ヴァーチャルアイドルのプロトタイプ「硝子坂イイナ」と主人公が立ち向かうが、
そこへ助けの手を差し伸べるのが、
かつてハリウッドの腕利きだったがレッドパージで業界を追われた古強者たち「ハリウッド・セブン」。
彼らがイイナのもとに集い、メディア王に反撃する……という筋書きだ。
本ゲームでも、雨宮さんや沢田さんのような業界のベテランたちが数多く登場するんだが、
ゲーム中のイイナにどういう影響を与えるのかはよく分からない。
なにも影響を与えない、ただのフレーバーのような気もする。
……ここで、雨宮さんや沢田さんが結集して真グッドエンドがある、とかだったらいいのになー!!
CD1枚というサイズでは今のが限界なのか?
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「私の世界」(YOROIさま)
攻略日記にデータが過不足なくレポートされています。
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