『シムズ4』Dine Out拡張パック - レストラン経営で稼ぐ術

結論から先に言っちゃうけど


レストランを開業しよう

  1. レストランを設置しようとする区画の建築モードに入り、土地の利用区分を「レストラン」に変更しろ。
  2. 最低限の設備を置け (シェフステーション、ウェイターステーション、ホストステーション、ダイニングチェア×4、シンク、トイレ)。このシンクは客が使った皿を洗うためのものではなく、トイレに付属のもの。 客の皿はウェイターステーションに回収される。
  3. 従業員を雇え。(シェフ、ウェイター、ホスト)
  4. メニューを設定しろ。 メニューにはドリンクとフードを少なくとも1種類ずつ設定しなければならない。 初期状態では水(§0)しか設定されていない。 もしこのまま設定しないと、客は全メニューの中からでたらめなものを注文し、シェフは作れもしないものをつくるはめになる。 フードにはオードブル、メイン、デザートの3種類があるが、必ずしも3種類必要なわけではない。 コーヒーとケーキだけの店でもOKだ(客が喜ぶかどうかは別だが)。 技能レベルの低いシェフに難易度の高いメニューを作らせると、品質が低いものができあがる。 とは言え、雇ったばかりのシェフでもレベル2のレシピなら問題なく作れるようだ。 メニューのレベルは揃えた方がいい結果になるみたいに思える(後述)。
  5. 上乗せ率を調整する。これは、メニュー1品ごとに定められた仕入れ費用にどれくらい利潤を乗せるかを決める。例えば仕入れ費用が§22のアボリナリノを150%の上乗せ率で売ると、売値は250%の§55となり、そのうち§33が店の利潤になる。 初期値は125%だが、とりあえず150%は安全圏と考えてよい。

利潤を増やすには

閉店宣言

8時間ですっぱり閉めるためには、閉店時刻が来客が多いラッシュアワーにかからないようにする。 11〜13時のランチタイムと、18〜21時のディナータイムは来客が多い時間帯なので、 これをしのいで客が掃けた頃合いで閉められるように、開店時刻をうまく調節すること。 6時〜14時とか、17時〜翌1時とかですね。

まだ店内に客がいても、店長が閉店を宣言したなら客は不満も言わず大人しく帰っていくから まったく問題ない (食事が終わる前に店を追い出されることそのものについては、レビューされることはない)。 また、料理の代金については、料理が完成したときにレストランが材料費を払い、客のテーブルに料理が届いた時点で客が代金を払うので、その間に閉店したのでない限り清算についての問題はないはずだ。 ただし、食べ終わっていなければレビューが終わっていないので、その人の分の星は集計されない。 来店人数にもカウントされない。

問題は、レストラン評論家が食べ終わるのを待っている場合だ。 レストラン評論家を満足させて帰すと星が大量にゲットできるので、 食べ終わるまで待つ手もありうる。 この場合は、従業員の不満と星のトレードオフになる。 (レストラン評論家は7時頃と18時頃に来店することが多いので、閉店時刻がその付近にかからない ように開店時刻を調整するべきだ。)

星の稼ぎ方

テーブルの置き方

開店するには少なくとも4脚の椅子が必要だ。 ほとんどの客は2人連れで来店し、決して相席はしないので、 小テーブルに椅子2脚を2セット置けば とりあえず問題ない。 たまに3人連れの客がいて、その場合は2人掛けテーブルを2セット占有する。 それを考えたら、2人掛けテーブルが4セット(椅子は8脚)くらいあるといい。 4人掛けテーブルを1組置くという手もあるが、必須ではない。

あと、入り口付近までテーブルを置くのは悪手。 入り口付近(正確にはホストステーション)付近は順番待ちの客がたむろするので、 ホスト係が閉塞してしまい客がさばけなくなる。 入り口付近はできるだけ広く余裕を持たせるのがいい。

やけくそ気味にテーブルの数を増やしても、ホスト係は全ての空テーブルを客で埋めようとはしないようだ。 テーブルでオーダー待ち・料理待ち状態の客が3組を超えないようにしているみたいに見える。 ウェイターが厨房からトレーを客席に運んだ途端にホスト係が動き始めたから、たぶんそういうことだろう (そしてそれは、厨房のラックに料理の蓋つきトレーを3個しか置けないことから逆算している)。 だから、テーブルは無暗に増やしてもだめで、客の処理をそれ以上に高速にしたければ厨房を増やすしかない。

特典

好奇心の強いお客さん 250
頭の上に「?」マークの付いたお客に対して店長がおすすめメニューを買わせることができる。 難易度1のメニューはどれも似たような値段なので効果は薄いが、難易度2以上の フード・ドリンクが置けるようになったら、高額なメニューをお勧めしてみよう。 点数が安い割には売上がぐっと伸びる特典だ。
ウェイター追加1 350
2人目のウェイターを雇えるようになる。 必要に応じて。
大豊作 500
材料の費用を50%割引。減らした分はまるまる利潤になる。 この効果は特典「食材割引」と重複させることができ、「食材割引(大)」と重ねれば実に75%割引になる。 効果が24時間で切れ、一回使ったら終了後48時間は一時的に利用できなくなる。 とは言うものの、コーヒーの材料費1杯§6が半分になったところで、 帳簿にはほとんど影響しないんで、難易度1のメニューしかないレベルではあまり効かない。 材料費の高いメニューが置けるようになったあかつきには、強力な特典だ。
話題の店 500
24時間の間、来客数が2倍になる。 スタッフに余力があれば。
食材の品質選択 500
材料の品質を4段階から選ぶことができ、それに応じて材料費が上下する。 この特典を使って材料費が変わった分は、そのまま利潤の増減になる (上乗せ率は常に普通の品質の材料を基準に計算するため)。 お客が料理の品質を改善すべきだと言っていたら使おう ……材料の仕入れ値が上がれば利潤幅が圧迫されるが、星は取りやすくなるし、難易度が格上のメニューを出せるようになると考えれば元は取れる。
寛大なお客さん 600
料理が遅くても怒らないうえ、普通の早さで出しても褒めてくれるので星が増えやすい。最優先で取得すべき。
シェフ追加 750
2人目のシェフを雇えるようになる。 必要に応じて。
超好奇心の強いお客さん 750
「好奇心の強いお客さん」の上位バージョン。 お客に「?」マークが付く確率が増加。
ウェイター追加2 900
3人目のウェイターを雇えるようになる。 必要に応じて。
感動のスピーチ 900
従業員に対して感動のスピーチが行えるようになる。 目に見える効果はないので、具体的な効果はよく分からない。 たぶん「褒める」を使える回数が倍になる、くらいかな。
早食い 1250
お客が食べ終わるまでの時間が短縮する。
従業員のトレーニングコスト低下 1500
従業員のトレーニングコストが50%割引になる。 従業員の技能レベルが低い序盤ではありがたいが……。
食材割引(小) 1800
材料費が恒久的に20%割引。 材料費が浮いた分はまるまる利潤になるので、非常に強力だ。
裕福な美食家 1850
お客が高額な料理を注文しやすくなる。
太っ腹なチップ 2000
お客が代金を余計に支払ってくれる。 増加額はわずか(Carl'sさんのサイトの情報によれば5%)だが、この特典は複数回取得できる。
食材割引(大) 3600
材料費が恒久的に50%割引。強い。
良好な運営 4500
オーナーがレストランにいない間に開店してもトラブルが起こりにくくなる。
シェフの帽子 5000

その他


改稿:March 12, 2017

起稿:October 08, 2016

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