メルクリウスプリティ end of the century
NECインターチャネル、2000年、ドリームキャスト用
起稿 平成19年4月30日
概要
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あなたは錬金術師。
ガラス瓶の中でのみ生きられる人工生命体ホムンクルスを作ることが出来ます。
仮想世界を内部に秘めた謎多い結晶「ヴァーチャクリスタル」が生み出す仮想世界を探索することができるのは、ただホムンクルスだけなのです。
あなたはホムンクルスを育成し、ヴァーチャクリスタルの謎を解かなければなりません。
見どころ
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つまるところ、人気イラストレータによるCG画集。
イラストの美しさは保証付きだが、ゲームと呼べる要素はほとんど無し。
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使われた声優さんは一流ぞろい。
ホムンクルス役に國府田マリ子、井上喜久子、嶋方淳子。
そのほか、佐久間レイ、鶴ひろみ、冬馬由美、久川綾、ほか多数。
ゲームの攻略
最終目標はヴァーチャクリスタルを最後まで探索しつくすことである。
ヴァーチャクリスタルをどの深さまで探索できるかは、ホムンクルスの知力と成長段階に依存している。
知性が低いか16齢まで成長していないと探索は途中で終了する。
また、ヴァーチャクリスタルの中のイベントは、属性パラメータの合計(大地+水+火+風)に依存している。
属性パラメータはホムンクルスに精霊召喚を行わせることによって上昇する。
したがって、読書と精霊召喚を効率よく行うことが、探索の早道なのである
読書と精霊召喚にかかる所要時間は、ホムンクルスの知力が高いほど短い。
したがって、まず知力を上げるように行動すべきだ。
もちろん、知力はクンストの所要時間やクンストで作れる石の品質にも影響を与えるが、ここでは割愛する。
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| 読書
| 精霊召喚
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4齢
| 知力150未満
| 2
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知力150以上
| 1
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8齢
| 知力200未満
| 3
| 6
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知力200以上380未満
| 2
| 4
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知力380以上
| 1
| 2
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12齢
| 知力320未満
| 3
| 6
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知力550未満
| 2
| 4
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知力550以上
| 1
| 2
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16齢
| 知力500未満
| 3
| 6
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知力500以上770未満
| 2
| 4
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知力770以上
| 1
| 2
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読書
ホムンクルスには、そのタイプによって合う本と合わない本がある。
合わない本を読ませると、ストレスが異常に溜まったり、全く知力が上がらなかったりする。
ストレスが全く溜まらないのが最も合っている本だと言えよう。
最も合っている本は次の通りである:
年齢
| 最適
| やや適
| 不適
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4齢
| 絵本
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8齢
| 道徳
| 絵本、童話、ナンセンスな話
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インテリジェント12齢
| 聖人聖者伝、民間伝承
| 勧善懲悪、いじわるな話
| 童話
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インテリジェント16齢
| 哲学、神学
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| 聖人聖者伝、勧善懲悪、いじわるな話、民間伝承
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ファンシー12齢
| 聖人聖者伝、勧善懲悪
| いじわるな話
| 童話
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ファンシー16齢
| 民間伝承
| 聖人聖者伝、勧善懲悪、いじわるな話
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ワイルド12齢
| ナンセンスな話
| 絵本、道徳、童話
|
|
ワイルド16齢
| 絵本、ナンセンスな話、童話
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| 道徳、民間伝承、勧善懲悪
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この中で、ナンセンスな話、いじわるな話と民間伝承は、読むと闇属性が上がるので、使いすぎには注意しよう。
本はいずれも高価であるから、序盤ではおいそれと手に入らない。
資金が潤沢でない場合に一冊だけ買うとしたら、聖人聖者伝であろう。
これはインテリジェント12齢とファンシー12齢の両方に使うことを狙っている。
余裕が出てきたら童話や道徳の本を買い揃えるとよい。
序盤の戦略
ゲーム開始直後の第一世代では、まず本を買うための資金をどうにかするのが先決だ。
資金を調達するにはクンストしかないが、クンストはホムンクルスの体力を大きく消耗するので、まずは体力づくりから始めよう。
4齢の間は、ダンスと読書(絵本)を半々くらいで混ぜていくといい感じだ。
ダンスで疲労しすぎないように、休息を混ぜたり消費アイテム「第一物質(少)」を投与したりして健康管理に配慮しよう。
万一病気になられたりしようものなら大損だから、病気だけは絶対に回避したい。
8齢に変態したら、精霊召喚、クンスト、クリスタルが新たに使用できるようになるが、精霊召喚とクリスタルは一切忘れていい。
ひたすら読書で知力を上げ、クンストで宝石を作り続けるのだ。
ただし、知力が200台前半だとクンストはほとんど失敗だから、無駄な体力を使わないように様子を見ながら進もう。
ダンスで体力を上げるのも欠かさずに。
クンストで作った宝石はカフェで売却し、消費アイテム「第一物質(少)」や「火酒精」を購入しよう。
アイテムをうまく使えば休息時間を増やさなくてもよくなるから、結果として能力が伸びやすくなる。
いっそ「第一物質(少)」や「火酒精」を毎晩各1個ずつ使うくらいでも問題ない。
お金が溜まったら、カフェで「聖人聖者伝」を買おう。
「道徳」か「童話」を買って8齢の間に知力をブーストする作戦もありうるが、これらは12齢になると使えなくなるのが苦しいところだ。
おそらく普通に育成したのでは、8齢が終わるまでに「道徳」が買えるほどのお金は溜まらないだろう。
どちらにせよ、「道徳」「童話」のどちらか片方と「聖人聖者伝」を両方買ったら、金銭面の問題は当面忘れて大丈夫だ。
今度は精霊召喚で属性値を上げることをメインに進めよう。
クリスタルを使ってみるのもいいだろう。
16齢への変態を前倒しする
ヴァーチャクリスタルの探索は16齢のときに最盛期を迎えるから、できるだけ早く16齢に変態するのが望ましい。
体力と知力の合計が1200を超えた状態で一日を終了すると、16齢への変態が前倒しで起こるのだ。
ただし、疲労によって体力が減っている分は差し引かれるので、そろそろ1200になりそうなときは第一物質を投与して体力を回復させておこう。
ストレス値の管理
体力値は休息を取ったり第一物質(少)を投与すれば比較的容易に回復するが、ストレス値は上がりやすく下がりにくい。
特効薬は火酒精を投与すること(ストレス値が500減少)だが、価格は80Gとやや高めだ。
実は、恋愛状態になると1回の会話で100くらい回復するようになるので、その気がなくともお願いを聞いたりしてホムンクルスのご機嫌を取っておくと、結果として育成が楽になる。
ストレス値の増え方は次の通り:
- 読書……+0〜+80の間。読んだ本の種類による。
- ダンス
- 精霊召喚……+70点。ただし空振りか邪魔召喚のときは+100点。
- クンスト……+100点
- ヴァーチャクリスタル……+100点
カチーヤの借金
第二世代になるとカチーヤが現れて、師匠の借金を肩代わりして支払うよう求めます。
ここで支払うとカチーヤはトルコ行き、拒むとロシア行きになります。
ストーリーには関係なし。
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