ユーディーのアトリエ攻略


序盤

ヴェルン

ヴェルンでの目標は、可及的速やかに引っ越し代を稼いで工房を引き払うことにある。ヴェルンで手に入る材料はあまり豊富ではないので、借金を返すためにはもっと稼げる場所に移動したほうがいいからだ。 まず、雑貨屋でガラス器具を購入し、中和剤とソーン軟膏を中心に依頼をこなしていこう。 酒場の依頼の中には、魔法の草のように採取で手に入れるしかないものが要求されることがあるが、こういう依頼は避けた方がいい。なぜなら、品質の低いもの(「痛んでいる」など)を納品すると人気度が下がってしまうからだ。ほうれん草やニューズについても同様だ。 うまく資金が回転し始めたら、参考書や機材を買い揃えていこう。 採取場所はあまり深入りせず、入り口近くをぐるっと回って出てくるぐらいでいい。奥では変わったものが取れるが、まだ加工することができないので、そこまで苦労して入り込む必要はない。

調合のコツとしては、便利な中和剤を作り置きしておくことだ。特に、採取したものに「品質アップ+1」などが付いていたらチャンスだ。雑貨屋でゼッテルを20個くらい買って、それと混ぜて中和剤を一気に大量に作ってしまおう。そしてできた中和剤は、ほうれん草などを合成するときに使う。そうするとより良い製品ができるというわけだ。報酬も上がるぞ。

「珍しい+1」のような属性がついたものには☆印が付いているだろう。これは珍しさを表す印である。 もし珍しさ重視の依頼を受けたら☆付きのの品を納品すれば、普通より何倍もの報酬が受け取れる。

少し贅沢な食材を使ってブランクシチューを作ると、「HP回復」の他に「LP回復」の属性が付くだろう。 調合をしているとLPが減っていき、ひどいときには気絶してしまう。 LPが回復するブランクシチューを量販店に登録し、ときどき買って食べよう。

採取している間に、冒険者レベルもいくらか上がるだろう。レベルが上がってもらえるスキルは、全部エンゲルスピリットに注ぎ込んでしまうと、後が楽だ。 モンスターの中でもクマや盗賊はMPが低いので、MP攻撃を食らわしてやれば一撃だ。街道の行き来も恐れるものではない。

こうして、採取場所を歩いても不安がないくらいの冒険者レベルと、10,000コールくらいを稼いだら、工房を引き払ってメッテルブルクへ向かおう。

メッテルブルク

国内最大の都市。ここでは研磨剤、サシャの織物など、珍しいものが手に入る。採取場所ではアードラの巣、ユウバナの実、飛びカズラの綿毛、そして月晶石が手に入る。どれも序盤では使わないが、終盤以降で必要になる。

まず雑貨屋で参考書と調合器材を買う。フラムとデニッシュが合成できるようになる。工房はここで借りてしまってもよいが、借りずにリサまで足を伸ばしても良い。 工房を借りる場合、目標は性能の良いデニッシュとフラムを量販店に登録することにある。上に書いた要領で便利な中和剤を作り、それを元にデニッシュやフラムを作るのだ。「清められた」と「痛みにくい+1」が両方付いたデニッシュは、どれだけ時間が経っても決して腐ることがないので、登録しておくと後々ものすごく楽になる。清められたフラムも登録しておきたい。

このほか、琥珀湯と、できれば清められたソーン軟膏も登録しておこう。 酒場で依頼を受けたら、量販店から買って納品すると楽に稼げる。

リサ

農業の盛んな村。ここでは品質の良い農産物が手に入るが、重要なのはむしろヘビの抜け殻やグラビ石が拾えることだろう。

まず雑貨屋で参考書を買う。貴族のたしなみと貴婦人のたしなみが合成できるようになっているはずだ。これらの性能の高いものを作ってメッテルブルクの量販店に登録することを目指そう。解毒剤も同様だ。 毒物関係はモンスターと戦うときに極めて有効だ。特に麻痺を与える毒は常備しておくといい。 祝福のワインは使い道が多いので、ちょっと作りすぎかなってくらい作っておくといいかも。

運良くグラビ石が手に入れば、アロマボトルが合成できるはずだ。清められた中和剤から出発して、清められたほうれん草を二つ作り、そこからアロマボトルを合成する。すると「敵出現率減少」の清められたアロマボトルができる。これを装備していると採取場所でモンスターに遭う確率がぐっと減る。必ず一つは作っておきたい。パーティー全員に持たせるのも良いかもしれない。

序盤でここに工房を構え、順調に経営していると「人気爆発」イベントが見られる。これを狙う場合は、ヴェルンから直接リサへ工房を移した方がいいかもしれない。 また、所持金が少ないときにエスメラルダに話しかけると「お金がない」のイベントが起こるが、これを起こしておくと後で良いことがあるかも。

アルテノルト

ヴェルン、メッテルブルク、リサで売られている参考書が一通り手に入ったら、ヴェルンへ戻ってみよう。ヴィトスと話すとアルテノルトに行けるようになる。 アルテノルトには非常に珍しいものを売っている雑貨屋があるので、終盤にはお世話になる。この段階では、アルテノルトに工房をおく必要はないだろう。

氷室にいる管理人と何度か会話すると、遠心分離機が手に入る。 参考書「戦う神官」を入手してしばらくすると、クリスタに教えてもらってプロスタークへ行けるようになる。

プロスターク

鉱山の町プロスタークには、品揃えの良い武器屋がある。雑貨屋では竜の化石が売られている。

溶鉱炉には奥深いいろんな使い方がある。鉱山で拾った鉱石をそのまま武器に変えるのもいいだろうが、店売り武器や、合成したウニや安全小槌、アルテノルトでたまに売られている精霊石なんかも熔かしてみると面白いかもしれない。 また、鉱山で取れる鉱石には、たまに「麻痺抵抗」などという属性が付いていることがある。この鉱石を武器に変えると、攻撃のたびにある程度の確率で敵を麻痺にしてくれるのだ。防具にすれば麻痺攻撃からある程度守ってくれる。これば便利。

鉱山の奥のほうへ進むと、ガスが出てきてパーティー全員が麻痺する箇所がある。麻痺を回復する解毒剤などがあれば進めないこともないが、今はまだそこには入らなくても良い。


中盤

準備を整える

プロスタークまで行けるようになったら、ようやく単価の高いものが作れるようになる。どんどん稼いで借金を返済してしまおう。工房はメッテルブルクに置くと一番稼ぎやすい。 錬金術レベルが30になったら、ヘルミーナから「金羊毛」という参考書がもらえる。 ここまでの技術を使っていろいろな装備品を充実させよう。貴族のたしなみ(フルコース)とか、安全小槌(眠り混乱魅了回復、痛くない)、毒のない琥珀湯、打撃を吸収するレーンクラント、など。めぼしい薬はアルテノルトの量販店にもコピーさせておこう。 貴族のたしなみを作るには毒材料が必要だが、貴族のたしなみそのものが毒材料にもなりうる。だから、合成した毒を元にしてさらに高度な毒を合成することができるのだ。この手法はレーンクラントやその他いくつかの合成に応用できる。

採取場所が障害物で通れない箇所は攻撃力の高いフラムで破壊し、通れるようにしよう。冒険者レベルも21以上になるまで稼いでおこう。

魔法店の品書き

準備ができたら、いよいよ神殿の探索だ。アルテノルトの酒場の親父に話しかけるとファクトア神殿に行けるようになる。 食料や薬を十分に持っていくのがいいだろう。神殿では爆薬は使えないので爆薬は不要。もちろん、敵出現率減少のアロマボトルは装備していく。

神殿の階段を一回下がると地下一階だ。ここの右上の方に参考書「魔法店の品書き」が落ちているので回収する。回収したら、すぐに地上に帰ってしまおう。

この参考書は非常に役に立つ。まずパラスメダルを作ろう。清められたワインを使うと清められたパラスメダル(状態異常軽減)ができるが、これを装備していれば状態異常攻撃はほぼ完全にシャットアウトできる。パーティー全員に持たせておこう。 ブリッツスタッフはユーディットの攻撃の要になる。材料に使う宝石によって異なる属性の攻撃ができるので、いろいろ作っておこう。「範囲を広く+1」「範囲を広く+2」のような中和剤を使って攻撃範囲を広げるのも良い。「清められた」「威力+1」の中和剤で攻撃力をアップするのもいい。「充填速度アップ+1」なんてのも面白い。2〜3本と言わず5〜6本作って、とっかえひっかえ使おう。 空飛ぶほうき(地形を飛び越える)も必要だ。まずは一本作って常に持ち歩こう。

さて、空飛ぶほうきがあると、採取場所の地割れを飛び越えることができ、行けなかった所へ行けるようになる。落とし穴や地雷も飛び越して回避できます。神殿のさっき参考書が落ちていた場所の地割れを飛び越えると、アタノールが落ちているので確保。 神殿地下一階を右下へ進むと、下り階段があるので、これを降りてみるとアイテムの鑑定についてのイベントが発生する。まずはこれを見たら街へ帰ってしまって構わない。

アルテノルトに帰ってマルティンに会うと、ヴェルンの図書館にいるポストを紹介してくれて、鑑定ができるようになる。

砕けた石版

鑑定ができるようになると、ポストから割れた石版を集めるように依頼される。割れた石版はリッチというモンスターが持っている。リッチはプロスタークの鉱山の第二坑道の一番奥に出現する。いざ、パラスメダルや解毒剤、琥珀湯などをたっぷり用意して第二坑道に向かおう。アイテムをくすねる特技をもった人を連れて行くと、早く終わる。 割れた石版を三つ集めてポストへ届けると、参考書「砕けた石版」がもらえる。

ヘルミーナの日記

「魔法店の品書き」を手に入れている状態で、かつヘルミーナとパーティーを組んでいると、宿屋か工房に入ったときに参考書「ヘルミーナの日記」が手に入る。 これがまた重要な資料である。これで作れるプファイル像は敵全体をブレスで攻撃してくれる、とても心強いアイテムだからだ。ブリッツスタッフと同じように5〜6個作って持ち歩こう。 暗黒水は量販店に登録すると、後が楽だ。

プファイル像が十分作れたら、各地の採取場所で今まで行けなかったところへ、あちこち行ってみよう。お勧めはリサ奥地。モンスターも強いが得られるものも大きい。エアロライトはここでしか手に入らない。また、レッサーデーモンは鋼の心臓というアイテムを落とすのだが、これを溶鉱炉で熔かすとフィリオダインという最高級のインゴットになる。 エアロライトも溶鉱炉で熔かすと良い武器になる。炎の加護がついた鎧なども作れるかもしれない。 また、属性がいろいろ付いたグラビ石も手に入る。グラビ石の状態によっては、採取地から瞬時に帰還できる空飛ぶほうきや、街道を瞬時に移動できる空飛ぶほうきが作れる。少なくとも採取地から帰還する方は手に入れておきたい。

祝福

ここまでに「祝福された」ものが何か手に入っているかもしれない。「祝福された」は「清められた」よりさらに優れた特性である。畑や中和剤への加工などを駆使して、いろいろな祝福されたアイテムを作ってみよう。特に「祝福された」と「清められた」が両方ついたアロマボトルを装備すると、モンスターが100%ではないにせよ、ほとんど出現しなくなる。終盤ではぜひ欲しいところだ。 「祝福された」品物はごく低い確率でしか現れないが、確実に手に入れる方法もある。ファクトア神殿の地下4階にいるパッテトという妖精が闇商人をしているのだが、彼の売っている「妖精の腕輪」が祝福されている。これを持ち帰り畑に埋めると、祝福された野菜に交換されるので、中和剤にでも加工するとよい。

終盤

最後は、ファクトア神殿のボスたちを倒していこう。

タオパペット

地下二階の地割れの向こうにタオパペットがいる。タオパペットはぷにぷにやパペットの一種らしくMPを持っていないので、MPへの攻撃は一切無効である。 全体にダメージを与えるなぎ払い攻撃が強烈だ。その反面、状態異常攻撃は持っていない。物理ダメージを抑える装備にしていこう。戦士系のパーティーで固めていくのが無難か。 タオパペットは雷属性の攻撃に弱いので、雷が出るブリッツスタッフが有効だ。 見えない鎖を使って能力値や特技を下げるのも有効。ちょっと変わった手としては、上で書いたフィリオダインを使って見えない鎖を合成すると出来る「HPMPLP半減」の見えない鎖を連発するという手もある。

ベビースピリット

地下四階の下り階段の奥に、ベビースピリットがいる。亡霊系の一種らしく、HPを持っていないので、通常の武器では傷つけられない。MPへダメージを与える手段は、MP攻撃できる武器か、暗黒水か、ユーディットの特技「エンゲルスピリット」だけだ。……パメラを使うという手もあるか。 逆に、ベビースピリットはMPダメージの攻撃を繰り出してくるので、戦士系のパーティーだとあっという間に負けてしまうこともある。エンゲルスピリットのレベルを上げて、琥珀湯を十分持っていけばなんとかなるだろう。 勝つと参考書「ラアウェの書」が手に入る。これをもって一旦地上に戻り、次に備えよう。

余裕があれば、地下六階に落ちている参考書「エルスクーラリオ」も入手しておきたいが、地形によっては取れない。取れない場合は、ダンジョンを爆破して崩壊させるしかない。

アルテゲヴァルト

地下六階の最奥部には、ボスであるドラゴンがいる。HPが膨大で、攻撃手段も多彩という強敵だ。 王道は、七連円環で通常攻撃を無効化しつつ、ブレスを防いでくれるケルンズノットでブレスを無効化し、その間に叩く、というものだが、これでもHPが減ってくるとドラゴンズロア(全員にMPダメージ)、ゲート(即死攻撃)を繰り出してくるので、最小の手数で倒さなければならない。 炎の加護++が付いた鎧(または+1の鎧と+2の盾、もしくはその逆)があると、ブレスを気にしなくて済むので、ケルンズノットよりもベターである。

ドラゴンはMPが低いので、MPへ攻撃してみるのがいい。 まずタオパペットと同様に、見えない鎖(HPMPLP半減)を2〜3回使っておいて、ラアウェの写本、MP打撃の武器、エンゲルスピリットで打撃を加えていく。 「清められた」が付いたラアウェの写本を使うと一気に大ダメージを与えることができるぞ。

倒してドラゴンの角を手に入れたら、いよいよ竜の砂時計の合成だ。




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