七進時計
七進時計の試作品です。
24時間を1として、深夜0時からの経過時間を
七進数の小数で表示しています。
七進であることを示すため、文字列の先頭に"s"を付けました。
各桁の単位あたりの時間は以下の通り:
- s.10000 = 約3.5時間
- s.01000 = 約30分
- s.00100 = 約4.2分
- s.00010 = 約36秒
- s.00001 = 約5秒
24時間表記の時刻との換算は以下の通り:
- s.10000 = 3:26
- s.20000 = 6:51
- s.30000 = 10:17
- s.40000 = 13:43
- s.50000 = 17:08
- s.60000 = 20:34
反省点
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ううむ、秒オーダーで進む桁を見せようと思うと
5桁目まで表示しないといけない。
十六進時計なら4桁目(16^(-4)=約1秒)まで表示すればいいのに比べると、
七進だと少し桁数が多すぎだな。
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七進数を使う宿命として、
「ちょうど半分まで来た」時刻がきりのいい小数で表現できない。
例えば、正午はs.33333……と循環小数になってしまう。
正午は特別な意味のある天文現象なので、きりの良い数字で表せないのは
かなりまずい。
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「太陽がどこにあろうが屋内生活だから関係ないね!」
という方には問題を生じないかもしれない。
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以前、十進時計が提唱されたこともあったが、
10^(-3)日=1.4分、
10^(-4)日=8.6秒
という単位で進むので、アルデンテにならないという問題があった。
七進時計なら4.2分が1単位なので、こっちの方がアルデンテに近い。
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時計のスクリプトは、杜甫々さんのサイトのサンプルを
流用したものです。
March 4, 2015
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