どのカエルも遺伝子を2個持っている。 仮に遺伝子Aと遺伝子Bと呼ぶことにしよう。 遺伝子Aには、ドロ、ナス、リーフ、モンツキ、ヒマワリの5種類が、 遺伝子Bには、○、マダラ、シマ、ナミノリ、ウズマキの5種類があり、 これらの掛け合わせで25種類のカエルがいるというわけだ。
遺伝子の組み合わせは、カエルの名前から自明のものもあるが、 そうでない慣用名で呼ばれるカエルの遺伝子構成は 調べないと分からない。 下表に調べた結果を示す (売却価格が100シムオリオン以上のものは青字の太字で示しています):
遺伝子B | ||||||
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○属 | マダラ属 | シマ属 | ナミノリ属 | ウズマキ属 | ||
遺伝子A | ドロ系 | ドロ | マダラドロ | シマドロ | ダートサーファー | ドロウズマキ |
ナス系 | ナス | マダラナス | シマナス | サーファーナス | ナスウズマキ | |
リーフ系 | リーフ | マダラリーフ | シマリーフ | サーファーリーフ | サイミン | |
モンツキ系 | モンツキ | マダラモンツキ | シマモンツキ | モンツキナミノリ | メダマ | |
ヒマワリ系 | ヒマワリ | ヒョウ | タイガー | サンサーファー | ウズマキハナ |
←飼育ケースを上表と同じ並びに並べた状態。
遺伝子A1B1を持つカエルと、遺伝子A2B2 を持つカエルを掛け合わせると、 A1B1, A1B2, A2B1, A2B2、 の4通りの子ができる。 たとえば、ヒマワリガエルとメダマガエルを掛け合わせるケースを考えると、 (ヒマワリ,○)×(モンツキ,ウズマキ)の掛け合わせで、 (ヒマワリ,○),(ヒマワリ,ウズマキ),(モンツキ,○),(モンツキ,ウズマキ)の4通りになり、それぞれ、 ヒマワリガエル、ウズマキハナガエル、モンツキガエル、メダマガエルとなる。 どれが出るかはランダムだ。
逆に、遺伝子AまたはBに共通の遺伝子を持つ組み合わせだと、何回同じ組み合わせで 繁殖させても子は2種類(親のいずれかと同じ種類)しか出ない。 AとBが両方とも同じ遺伝子のとき(つまり同種のカエルを掛け合わせる場合)、 常に親と同じ種類の子だけができる。
また例外として、まれに突然変異が起こることがあるようだ。 遺伝しないはずの遺伝子を持つ個体が低確率で生まれることがある。
なお、カエルの繁殖は一回やった直後に続けて行うことはできないが、 4時間の間隔をおけばよい。 眠っている間にも繁殖できるので、一人あたり一日最大6回まで可能だ。
では、この繁殖法を知っていればコレクションも速やかにコンプリートできるのかというと、 結構微妙だ。
あと、カエル自身のレア度はカエルの種類ごとに設定されているのだが、 それとは別に、手に入りやすさが設定されているようだ。 普通のシムは倒木をたくさん漁ってもモンツキ系のカエルは手に入らないみたいだ。 古井戸からなら容易に手に入る。 一方「コレクター」特質を持っているシムは、この制限が無く、 倒木からでもモンツキ系のカエルを手に入れることができる。
公園の円形池でもカエルを手に入れることが出来る。 失敗する確率も高いが、一回4分ほどで何度でも挑戦できる。 ただし、円形池で手に入るのは一ヶ所につき11種類だけ。しかも偏っている。 オアシススプリングスの公園では、ナス系とナミノリ属は一つも手に入らない。 ウィロークリークの公園では、モンツキ系とウズマキ属は一つも手に入らない。
最終改稿:September 2, 2015
初稿:May 30, 2015